注文住宅にサウナを設置したいけど、種類や費用、効果、メンテナンスなど、色々な疑問がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、サウナの種類や特徴、設置にかかる費用やコストダウンの方法について、ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□注文住宅に設置できるサウナの種類と特徴

注文住宅に設置できるサウナは、主に乾式サウナと湿式サウナの2種類があります。
それぞれの特徴について説明します。

1:乾式サウナ

乾式サウナは、高温で乾燥した空気を利用するサウナです。
スーパー銭湯で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

1-1:特徴

乾式サウナは、温度が80度~100度と高く、湿度が低いのが特徴です。
短時間で発汗を促すため、リフレッシュ効果が高いと言われています。

1-2:メリット

・短時間で発汗できるため、時間がない方でも効率的に汗をかける
・高い温度で身体を温めるため、血行促進効果が期待できる
・代謝が上がり、ダイエット効果も期待できる

1-3:デメリット

・乾燥しやすいため、肌や喉の乾燥が気になる場合がある
・高温のため、体調によっては息苦しさを感じることがある
・サウナに慣れていない方は、最初は温度に注意する必要がある

2:湿式サウナ

湿式サウナは、蒸気を利用して室温を上げるサウナです。
フィンランドでは、古くから親しまれているサウナの種類です。

2-1:特徴

湿式サウナは、温度が40度~80度と乾式サウナよりも低く、湿度が高いのが特徴です。
蒸気で身体を包み込むため、じんわりと汗をかき、リラックス効果が高いと言われています。

2-2:メリット

・乾燥しにくいため、肌への負担が少なく、乾燥肌の方でも安心して利用できる
・ゆっくりと汗をかけるため、リラックス効果が高い
・呼吸がしやすいので、サウナ初心者でも入りやすい

2-3:デメリット

・カビが発生しやすいので、定期的な清掃が必要
・温度が低いため、乾式サウナほどの発汗効果は期待できない
・設置スペースに制約がある場合がある

□サウナ新築費用を抑えるための工夫

サウナの設置費用は、種類やサイズ、設備によって大きく異なります。
ここでは、サウナの新築費用を抑えるための具体的な方法について解説します。

1:サウナのサイズを小さくする

サウナのサイズを小さくすることで、建築費用や内装費用を抑えられます。

しかし、小さすぎるサウナは、窮屈に感じることがあり、人数が限られるため、家族や友人と楽しむ場合は、サイズを考慮する必要があります。

2:サウナの素材を工夫する

サウナの素材には、木材やタイルなどさまざまなものがあります。
コストパフォーマンスの高い素材を選択することで、費用を抑えられます。

しかし、素材の耐久性や耐熱性を考慮して、デザイン性とのバランスを重要視する必要があります。

3:設備をシンプルにする

サウナの設備には、温度調節機能や照明、音楽再生機能など、さまざまなものがあります。
必要なものだけを厳選することで、費用を抑えられます。

しかし、快適性を損なわないよう、必要な設備は残すことをおすすめします。

□まとめ

注文住宅にサウナを設置する際は、乾式サウナと湿式サウナの2種類から、自分のニーズに合ったものを選びましょう。
また、費用を抑えるためには、サウナのサイズや素材、設備を見直すことも有効です。
サウナは、健康増進やリフレッシュに役立つだけでなく、家族や友人とのコミュニケーションの場としても活用できます。
この記事が、あなたにとって最適なサウナ選びの参考になれば幸いです。